企画説明
私だけなのかもしれませんが、この韓攻略編がなんかフワフワしているような気がします。
具体的な策については騰も羌瘣もぜんぜん教えてくれない・・・。
まあ原先生の目線で言うと、いつもと同じ戦の描き方では
飽きられてしまうという理由からかもしれません。
(番吾の戦いも先に勝敗ネタバレしていました)
しかし、今後の騰たちの動きを予想するためにも、
英呈平原の戦い(817話~829話まで)の振り返りをやっていきたいと思います。
シーン1 将校たちを前面押し出す
まず、英呈平原の戦いの開戦時の布陣をまとめました。

飛信隊vs博王国軍、騰軍vs洛亜完軍という組み合わせで始まりました。
開戦前に騰が各将校たちを集めて、序盤から前線に力のある将校たちを置いて、
一気に兵力差をなくし勝利するという作戦を伝えました。
そして両軍が檄を飛ばした後、英呈平原の戦いが開戦しました。
(この檄を飛ばすタイミングで飛信が副将であることが判明しました)
最初は、秦軍がこれまでの力を示しましたが
韓軍が秦の新兵を集中的に狙い、少しずつ巻き返します。
そこで、録嗚未、干央、信が中心に前線に立ち、一気に決めにかかります。
が、作戦をつたえた騰本人は本陣から動かず、
むしろ騎兵少数を連れて本陣を離れてしまいました。
シーン2 寧姫と騰の密談
飛信隊の戦場では、信が前線で矛を振り敵を押し込でいきました。
それに気づいた博王谷は、「李信を狩るぞ。」
と洛亜完に伝令を使ってなにやら合図を送りました。
さらに博王谷は本陣を前に動かして、敵を押し込んだが故に
歩兵と離れてしまった信に対して、一気に距離を詰めてきます。
一方その頃、騰は本陣の兵たちだけでなく、隆国たち軍長にも秘密で
崖の上にある、英呈平原の隣(秦軍から見たら騰軍の左)の森林地帯
にて寧姫一行に出会います。
こんな感じです ↓↓↓

もちろん偶然ではなくて、寧姫は、南陽の実情を広めようと新鄭に来ていた
条世に騰からの伝言を聞いて、それを信じて英呈平原に来たのでした。
寧姫は騰と和平交渉をするつもりでいましたが、騰がそれを否定して、
韓の民を救うために新鄭を無血開城してほしいと頼みました。
最初は寧姫にあっさり断られてしまった騰でしたが、
最後にひとつ見せたいものがあるといい、寧姫を自分の馬に乗せました。
そして、ちょうど崖の下で干央軍と洛亜完軍が戦っている場所に到着。
”本物の戦場”を見せられた寧姫は思わず吐いてしまいましたが、
騰は、「戦争を始めることも終わらせることも出来るのは王族だけです。」
と言葉を残し、急な崖を一気に降りて戦場に戻りました。
騰の言葉ですこし心が変わった寧姫は、ずくには新鄭に帰らずに
しばらく真剣な目で戦場を見ていました。
シーン3 飛信隊のピンチと騰の攻勢
崖を降りて干央と合流した騰は、騰軍全軍を前進させると、
それに呼応した録嗚未、隆国軍も前進しさらなる攻勢にでます。
そして飛信隊も、攻め続けついに博王谷の本陣が見えてきました。
その時河了貂が合図を出し、前にでてきた博王国軍にめがけて
満童率いる黒飛麃が橫撃をかましました!
が博王谷も同じく、洛亜完軍から来たヨコヨコが飛信隊にめがけて橫撃しました。
元々孤立気味だったこともあって、信はヨコヨコと博王谷兵に挟み撃ちにされしまいます。
飛信隊としては韓軍最強の鉞が来て、なかなか厳しい事態になりましたが、
逆に騰軍から見れば、敵の戦力が下がったのでチャンスです。
騰はすぐに全面攻撃を指示して自らも最前線に立ちます。
まとめるとこんな感じです。 ↓↓↓

シーン4 飛信隊の団結力と洛亜完の雷進
いよいよ信がヤバくなってきたので、今回初陣の俔馬族が田有、田永、崇原、沛浪
など古参メンバーに信の元に急ぐように伝えて回ります。
(そしてこのタイミングで、洛亜完と博王谷が「魏趙の凶星」と言われていて、
かつて廉頗と呉慶を返り討ちにするのに大いに貢献したという事実が判明します)
出陣した洛亜完は、騰軍と干央軍、騰軍と録嗚未軍の間に兵を集中させて、
壁をつくる雷進という戦術を使いました。
干央は右にいる騰を助けようと錐形の陣でツッコみましたが、
予備隊に橫撃されて洛亜完の術中にはまってしまいました。
信も博王谷兵とヨコヨコにボコボコにされましたが、
古参メンバーたちがなんとか間に合い、立て直します。
まとめるとこんな感じ。 ↓↓↓

シーン5 博王谷が死んで英呈平原終わり
古参たちが駆けつけて人数が多くなったので、
田有と田永と淡がヨコヨコ、崇原と沛浪が博王国兵、信が博王谷
と相対しまさに総力戦になりました。
(手が薄くなったところは渕さん、羌瘣、羌礼でカバーしてました)
特に信と博王谷は、お互いの強い思いをぶつけ合い死闘となりました。
が、やはり最後は信が博王谷を討ち取って一気に流れを変えました。
信が博王谷を討ち取り、大いに盛り上がった頃、
洛亜完は直下兵団月光を出し、騰の首を狙います。
騰は月光に囲まれ危うくなりますが、洛亜完が気にしていなかった干央が死地を切り抜けて、
手薄の本陣を破り、洛亜完と軽い一騎打ちになりました。
これにより均衡が崩れて、騰軍の一方的な展開へと潮目が変わりました。
そしてついに騰が洛亜完を止めて、後ろから突破してきた録嗚未が
洛亜完を討つのか?というところでヨコヨコが助けに戻ってきました。
ヨコヨコは洛亜完に、博王谷が信に討ち取られてしまったが故に
このまま戦い続けるべきではないと進言します。
洛亜完もその意見に同意して、東砂平原という所まで軍を撤退させて、
二日目以降立て直す決断をしました。
まとめ
ここまでが英呈平原の戦いでした。
まだいろいろ細かい所もありましたが、大体こんな感じです。
私自身も、書きながらもう一度理解を深められたのでよかったです。
今後も戦いが終わったら振り返りをしたいと思います。
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