結論から言うと・・・
キングダムの騰といえば、副官として王騎の傍らで六将時代を駆け抜け、
騰軍となっても著雍の戦い、什虎城の戦いで勝利を収めたり、
合従軍編で楚の臨武君を討ち取ったりなど華々しい経歴の持ち主です。
しかし、初期から登場していたにも関わらず、その正体はいまだにベールに包まれています。
なので今回は、騰の生い立ちをガチで考察していきます。いきなり結論から言うと、
ズバリ、騰は・・・(古代)インドまたは東南アジアにルーツがあります!!!
(おそらくインドである確率が高い)
ここからはその気になる理由などを説明します。
理由1 原先生(キングダム原作者)のインタビュー
実は、コミックナタリーというニュースサイトが2016年1月28日付けで、
キングダム連載10周年を記念した原先生のインタビューを掲載していました。
(コミックナタリー キングダムとか検索すれば見れると思います。)
その1万4000字くらいのインタビューでは、「キングダム」執筆の経緯や
王騎をはじめとした個性的なキャラクターについて書かれていました。
そして、4ページ目に騰についての知られざる情報があったので、
全文そのままで紹介します。
──騰は西洋的な外見ですね。
外人の設定です。たぶんシルクロードから流れてきたんじゃないかな。
よく見ると髭がギャグですけど(笑)、カッコいいですよね。
というふうに答えてました!
髭がギャグというのはよく意味が分かりませんが、
シルクロードから来た外国人という事は確定しました。
(じゃないかな。だけだと理由が薄いかもしれませんが、あくまで考察なので許してください)
シルクロードは下図の通りです。

(引用 ウィキペディア)
画像によっては、東南アジアやインド洋からのコースなどが書かれていない物もありましたが、
それらについてこれから考えていきます。
理由2 合従軍編で媧燐と戦うシーン
合従軍編の騰は、一騎打ちで臨武君を討った事が印象的ですが、
その後に、楚の天才将軍である媧燐とも対戦しています。
そのときに、媧燐が戦象を使って騰軍を混乱させるシーンがありましたよね。
そして、録嗚未やこれまで一緒に戦ってきた兵たちが戦象を見て、
「なんなんだ、あの化け物は」と言っていたのに対し、
騰は冷静に、「たしか象という」と言っていましたし、象の説明も完璧でした。
つまり、騰は象が生息しているところにいた可能性が高いです。
恐らく、王騎や録嗚未たちと一緒に戦う前に、象を見ていた事でしょう。
気になる象の生息地は? というと下図。

(引用 ウィキペディア)
サハラ砂漠より南のアフリカ全域、東南アジア、インドの一部に生息していそうです。
(紀元前の象についてのデータはないので厳密にはわかりませんが)
二つの画像を重ねると・・・
これらを参考に考えると、一つ目の理由と二つ目の理由の共通項として、
インド(と多めにみて東南アジア)が挙げられると思います。
よって、騰はインドか東南アジアにルーツがあるといえます。
というのが私の考察でした。
そしてここからは、この結論をもとに、さらに騰を深掘りしていきます。
実はおまけページに登場していたトウ
ヤングジャンプ派の人は知らないかもしれませんが、
54巻と55巻のおまけページに、6才の頃のトウが登場していました。
内容は、トウがボケながら師匠にファルファルを習うというものでしたが、
名前が「トウ」とカタカナで表記されていたんですよね~。
ここからも騰が外人であることがわかりますよね。
ただ、トウの師匠の顔は中国人(漢人)っぽかったので、
おそらくトウは、王騎の城でファルファルを習ったという事でしょう。
つまり、騰はかなり幼少期から秦国に居たとこになります。
そりゃあ録嗚未が王騎軍に入るより前にいますよ。
合従軍編で騰が、象を見たとき「おそらく」という言葉を使ったのも、
象を最後に見たのが6才より前で、合っているか不安だったからと考えられます。
まとめ
ということで、今回は騰の正体を暴いてみました。
もちろん、この考察が100%正しい保証はありませんが、
これからの展開次第では、韓攻略で騰の過去が明かされるかもしれませんね。
コメント