韓軍退却で秦軍が英呈平原勝利!  最新829話 英雄の名 解説

最新話解説

洛亜完、死にかける

先週ギリギリで駆けつけたヨコヨコでしたが、

右腕が矢で撃ち抜かれたようです。

恐らくこれは淡によるものでしょう。

なのでヨコヨコは田永、田有、淡の激しい追撃を、

無理矢理かいくぐってきています。

さらに、そこに血気盛んな録嗚未が斬りかかったり、

洛亜完が騰の連続ファルファルに逝きそうになりましたが、

全てヨコヨコがしのぎました!

これを見るに、ヨコヨコの武力は90を軽く超えてくるでしょう。

王騎の矛を受け継いだ童

このまま、騰を討とうとする洛亜完に対して、

ヨコヨコは隣の戦場で博王谷が信に討ち取られたことを報告します。

洛亜完や韓兵たちははかなり動揺していましたが、

騰軍の将校たちは信の成長を噛みしめました。

思えば、始皇3年(紀元前244年)の馬陽の戦いで王騎将軍の矛を受け継いで、

今が紀元前230年、韓攻略の年なのでもう15年くらい経つんですね~。

この15年の間に、信は多くの戦場で王騎将軍の矛を振るい、

著雍や合従軍、什虎城の戦いでは騰に成長した姿を見せてきました。

まあ私は、72巻が出た頃からキングダムをイッキ見し始めたんですが、

初期から連載を見てきた人は、信が自分の息子のように感じるのかもしれませんね。

ヨコヨコの説得

ヨコヨコによると、左の戦場は信が博王谷との一騎打ちを制し羌瘣も健在なので、

一方的な展開になってそのうちこっちにも流れてくるそう。

騰に危うく殺られかけた洛亜完でしたが、変わらず騰を討とうとします。

そこでヨコヨコが主である洛亜完に忠告します。この決断が英呈平原の戦いを大きく動かしました。

ヨコヨコは洛亜完の長所の冷静さを持ち上げて、博王谷がいなくなった今、

このまま戦えば、秦の侵攻から新鄭を守る事はできないと主張しました。

ヨコヨコに関しては、新鄭にいるときから頭が切れるなとは思っていました。

ただ、総大将の洛亜完でさえ思わず熱くなってしまう状況で、

退却の判断ができるのは、博王谷を助けられなかったとは言え優秀な証です。

どうやら洛亜完とヨコヨコには、韓を守ることが

自分たちの最優先事項だという共通認識があるようですね。

最終的に、韓軍は後退して二日目以降の立て直しを図る流れになりました。

騰とヨコヨコの正体

今の韓軍において、退却の殿(しんがり)を務められるのはヨコヨコしかいません。

当然、秦軍としては退却を許すわけにはいかないので、

録嗚未が洛亜完の背を討とうとします。

しかし、肝心の騰はヨコヨコに質問しだしました。

(せっかくチャンスなのにと思いましたが、洛亜完との一騎打ちのときから、

なんとなく騰に本気出してない感がただよっていたような・・・。)

そして質問の内容は、お前は何者だというもので、

問われたヨコヨコは答えずに、逆にお前は何者だと聞き返しました。

騰もヨコヨコも出生に関しては謎が多い人物です。

なので、このシーンは今後のキングダムの大きな伏線になります!

特に、騰の過去編なんかが見れたら熱いです。

そこで場面が変わり、英呈平原の戦いで秦軍が大勝利を収めた

というところで今週号が終わりました。

なので、殿をしたヨコヨコが生きてるのかどうかは分かりません。

が、騰に本気で戦う気がないのでその可能性は低いでしょう。

まとめ

結局、秦軍としては半分作戦通り、半分予想外みたいな戦果でしたね。

さらに今後の展開に影響するであろう伏線もありました。

ヨコヨコと洛亜完が、新鄭までさがることを考え始たので

英呈平原の外にも目を向ける必要がありそうです。

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