ついに秦軍が新鄭に！　次号832話予想

831話の最後の伝令について

先週号の最後に新鄭に来た伝令が、

「洛亜完軍は大敗し、現在ここ新鄭を目指して退却してきています・・・」

といっていましたが、この伝令がどうやらウソなんじゃないかという話を聞きます。

次号を予想する上で重要な争点になると思うので、

3つのパターンに分けて考察していきます。

１つ目　本当の場合

もし伝令が本当なら、韓の王宮は再び混乱し、新鄭籠城の準備をするでしょう。

さらに、張宰相がどんな形で責任を取るのかも注目されます。

最新話で韓布殿に、「退官どころでは済まぬぞ！」と言われて、

「腹はくくっておる」と返してはいましたが、

じゃあ張宰相の代えがいるのか？ってなるといないので、

これまで通り、新鄭の文官たちは半強制的に張宰相に従うしかないと思います。

２つ目　韓によるウソだった場合

次に、韓側の人間が本当は東砂平原で負けていないのに、

負けましたとウソをついた場合について考えます。

もしそんなことをする韓人がいるなら、新鄭の王宮が混乱させて、

自分だけこっそり新鄭から抜けだそうと企んでいるに違いありません。

特に最新話で初登場した、太座伯や龍拡伯あたりが怪しいですよね。

ただ、私はこの説が少し懐疑的見えてしまいます。

なぜなら、基本的に城には東西南北の４つの城門があり、

今回のような非常事態でなくても、それらは厳重に警備されているはずです。

（急に王の命を狙う刺客が来たらヤバいですからね)

なので新鄭がいくら混乱しても、治安維持軍が４つの城門さえ守ってしまえば、

逃げようとする文官たちを武力で制圧できます。

また、王安王は慎重な性格なので、新鄭にもそれなりの軍を残していることでしょう。

３つ目　秦軍によるウソだった場合

最後は、秦軍が仕組んだウソだった場合です。

秦軍（特に騰)が新鄭にウソの報告をして、

その混乱に乗じて新鄭を落とそうという事なんでしょう。

だたこの説も、違うんじゃないかと思います。

確かに新鄭が混乱すれば、王宮内の統率がとれなくなり逃げ出す人も出てくるかもしれません。

が、逃げ出す人って別に必ずしも王宮にいる必要ないですよね？　

まあ王安王とか寧姫が逃げちゃうと、国として機能しなくなりますが、

韓布殿とか魯伯郷が新鄭からいなくなってもさすがに・・・問題ないです！

てかむしろ、韓のことより自分のことみたいな人たちが出て行ってくれれば、

本気で国を守りたい！という人だけになって、混乱が収まるんじゃないでしょうか。

韓の王宮がNO秦軍！で一枚岩となれば、最後まで抵抗してきます。

（もちろん韓の財はほとんど持って行かれてしまいますが、

　混乱で国が滅びるよりはマシでしょう)

つまり、もし秦軍がそんなウソをついたとしても、

むしろ自分たちの首を絞めることになってしまいます。

考えた結果・・・

以上の３つのパターンを考えてみましたが、やっぱりあの伝令は本当です。

ウソを流してどれだけ新鄭を混乱に陥れたとしても、

新鄭に誰も人がいなくなる訳じゃないので、

最終的に新鄭を落とすにはもうひと工夫必要になります。

逃げたい人と逃がしたくない人

この話は何回かしているかもしれませんが、今新鄭の王宮内は

危険になれば新鄭を出て行って財などを逃がしたいグループと、

最後まで秦軍に抵抗して韓を守りたいグループに分かれています。

最新話では夏候龍が登場し、治安維持軍にまで話が絡んできたので、

この両グループによって、ある意味王宮が戦場になってしまうかもしれません。

見た感じ夏候龍を呼んだ張宰相は、韓の財を逃がしたくなさそうだったので、

逃げようとする者も武力で止めに来る気がします。

東砂平原の回想

最新話でガッツリ飛ばされてしまった東砂平原の戦い。

これから回想シーンで描かれるのでしょうか？

私は、英呈平原の戦いとほぼ同じような展開にどうしてもなってしまうと思うので、

一切描かれないんじゃないかと思います。

どうみても博王谷を失った韓軍はすぐには立て直せないし、

なによりヨコヨコが博王谷兵を率いることができないっていうのが痛恨です。

（詳しくは８２７話を確認してみてください)

今回の予想タイトル

前回の予想タイトル「新鄭での籠城」でもいいかな～と思いましたが、

メインの描写としては、新鄭が逃げたい人と逃がしたくない人に分かれて

対立するところが描かれると予想してるので、少し変えます。

考えた結果、８３２話予想タイトルは「文官たちの争い」にしました。

まとめ

次号のついてまとめると

・新鄭で逃げたい人達と逃がしたくない人達が争い、

　さらに新鄭がカオスになる

と一つだけで割とシンプルな内容になると予想しました。

さらにその先には、洛亜完が新鄭で籠城する未来が待っていそうです。

予想が大きく外れない事を願います。