伝令は本当だった!
伝令によると、兵が半数近くまで減ってしまたが、洛亜完将軍は生きているとのことでした。
英呈平原での兵の損失を考えても、東砂平原では12万人戦えるとは思いますが、
半数近くつまり6万人くらいが一日足らずで死んだと考えると恐ろしいです。
そして新鄭がまた混乱に陥った後、東砂平原の戦いが回想シーンとして描かれました。
いや~描かれましたか、予想が外れた。
(予想記事 ついに秦軍が新鄭に! 次号832話予想 | キングダムガチ勢による世界一わかりやすい考察サイト)
ただ、回想シーンが描かれたという事は、
831話の最後の伝令は本当だったと言うとが証明されました!
回想シーンは描かれないっていう予想は外しましたが、
伝令がウソか本当かを外してしまったら大きく展開が変わってしまったので、
今回の予想考察はひとまず合格点、といった所でしょうか。
東砂平原で羌瘣が大活躍
まず、東砂平原開戦時の状況をまとめてみました。↓

騰軍の方は英呈平原の戦いの最後とほぼ変わらない布陣でしたが、
飛信隊は信たちの疲労を考慮して、羌瘣隊を前に出しました。
そしてなんと、羌瘣が羌瘣隊の旗をマントのように身につけて、
馬で味方に見せつけて、指揮を一気に上げました。
羌瘣が指揮を上げたのって・・・初めて? あからさまにやったのは初めてだと思います。
その狂った勢いのまま、沛曇の第一陣を粉砕してしまいました。
さらに騰軍も、英呈平原でメインに活躍した将校や兵を後ろに下げ、
新兵を前線に配置しました。
対する韓軍は博王谷残党兵たちを、眉景と沛曇の軍に振り分け、
初日に傷が深い洛亜完は本陣に陣取る形を取りました。
しかし、羌瘣隊が狂った勢いのまま、沛曇の第一陣を粉砕してしまいました。
沛曇軍の第二陣までいったところで羌瘣隊の足が止まってしまいましたが、
後ろから来た信たちが第二波となり攻勢を強めます。
それでも、沛曇の守備のうまさに苦戦し、信たちの足が止まったというところで、
羌瘣と羌礼を中心に再び羌瘣隊が前に出て、
最後は羌瘣が沛曇を電光石火の早技で討ってしまいました。
それを見た騰は、予定より早く主力を前線に上げ攻勢を強めます。
そして、録嗚未軍の単呂が眉景の首を討ち取りました。
(そう言えば、録嗚未ってまだ作中で将軍首取ってませんよね、かわいそう)
そこからは秦軍の一方的な展開となり、
飛信隊と騰軍の挟撃に耐えられなくなった洛亜完軍は新鄭に敗走しました。
前から東砂でやっても勝てないって言ってるのに・・・
洛亜完はなにをもって勝てると思ったんでしょうか?
ヨコヨコを前線に配置してなんとか時間を稼ぐ、とかならまだ可能生はありましたが、
眉景と沛曇をおいたら相手は信と羌瘣と騰ですからどう考えても無理です。
ヨコヨコも829話で洛亜完を説得した所までは良かったですが、
沛曇が討たれた段階で軍の限界に気づくべきでした。
なんなら博王谷が討たれた時点で、韓の命運は尽きていたようにも思えます。
寧姫の喝
東砂平原の全てを知った新鄭の王族達はですが、張宰相に責任を押しつけようと
韓布殿がまだ文句言ってました。
そして831話で初登場した太座伯は、この状況で王は逃げられないから、
我ら王族は韓の血脈を途絶えさせぬように外へ逃げるのだと主張しました。
他の文官ももし逃げた後で新鄭が陥落しそうになったら、
和睦交渉に望みをつなぐしかないと言うと、
張宰相が、秦は韓を滅ぼすために戦争を仕掛けたから和睦は出来ないと反論し、
今度はそれに腹を立てた文官たちが騒ぎ出すと言う事態に。
そこで、寧姫が新鄭が一丸とならないと本当に韓が滅びますよ!と喝を入れたんですが、
新鄭の城門に逃げようとする住民が押しかけているという急報が入ってきました。
火の手が上げっているようにもみえましたね。
まとめ
わざわざ東砂平原の戦いを描いたのは、
原先生が羌瘣隊の躍進を表現したかったからかもしれませんね。
でもせっかくなら羌瘣の甲冑姿も見たかったです。
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